恋愛予算10万円プレゼント!@未来日記 | urisenのゲイ的見解

恋愛予算10万円プレゼント!@未来日記

恋愛予算10万円プレゼントキャンペーンというのがあったので、僕もそれにTBで答えて応募しようと思う。

 

彼女である大納言とのデートの時に内緒で僕に10万円頂けたら、僕は大納言に秘密にして10万円を僕の懐へ入れるだろう。しかし、使わないと意味がないので、将来起こるであろう恋愛はにかみ未来日記を考えてみた。

 

 

 

 

AM8:00

 僕は愛車bBで彼女を迎えに行く。会って早々、「今日、どこへ行く?」と彼女がお決まりの挨拶。僕は今日は行くところを決めていたとばかりに・・・「ディズニーシーへ行こう」

でも、高速代がもったいないので下道で・・・トホホホ

 

AM10:00

 ディズニーシーへ着き、早速入場券販売所へ。僕はディズニーシーの入場料に10万円の一部を使おうと思っていたのだが・・・

「ここの入場料、私が出すよ。誕生日プ・レ・ゼ・ン・ト!」

「あ、ありがとう」一日で消えてしまうプレゼントでも、記憶に残ってくれるプレゼントになるだろうと自分に言い聞かせた。

 

AM12:00

 僕らカップルはさまざまなアトラクションで遊んだ末、お腹もかなりすいたのでご飯を食べようと園内の人気レストランへ・・・

 「あら・・・・」とんでもない行列。看板には「こちら最後尾 ただいま120分待ち」と書いてある。おっと、アトラクションよりも待ち時間長いし。僕らはご飯を諦めた・・・あぁ・・・恋愛予算10万円。ここでも使えず・・・

 

PM5:00

 さんざん遊んで、最後は観覧車。二人きりの時間。周りの音もシャットアウトされて、急に静かになった。僕は今日言おうと決めていた。「結婚しよう」と。足が震える。ブルブルブルブル。結局言えなかった・・・

 

PM6:00

 プロポーズできなかったので、シュンとしながらディズニーシーを後にした。それにしてもお腹がすいた。僕らはご飯を食べに行くことに・・・

 

PM6:30

 海岸線を車で走っていると、夕日が波を照らし、海面が輝いていた。「とても綺麗・・・」そう彼女が言ったので、僕は車を停めて、外へ出た。波消しブロックを超えると綺麗な白い砂浜が広がっていた。彼女はその砂の上をゆっくりと海へ向って歩いていった。僕も後を追う。後ろから見ると輝く波の中に彼女が消えていくようにも見えた。彼女と夕日と波が重なって一瞬彼女が消えた。僕はその瞬間大声で叫んだ。


「こんな頼りのない僕と結婚してくださーーーーい!!!」

夕日と重なった彼女が首を反転させニコッと微笑んだのが見えた。それがOKの返事だった。

 

PM7:00

 まだ恋愛予算の10万円を使ってない。ここでびしっと婚約記念に夕食をフランス料理フルコースで・・・と思い、彼女に提案。が!!「え?前、言わなかったっけ?今日は私のお母さんが料理作ってくれてるよ」って。前のデートで彼女のお母様に家にご飯を食べに来るように言われていたのを思い出した。社交辞令で、「はい、是非、今度食べさせていただきます」と言ったのだけれど、本当に現実になるとは思っていなかった。え~~~~

 恋愛予算10万円が余っちゃった・・・

 

PM7:30

 彼女の家に着いて、ご両親と一緒に御飯。僕は何度もお父様にお酒を注いだ。底がない程、ガブガブと飲み干していく。僕は緊張したまま、どんどん赤くなっていくお父様を眺め、一つ一つの言葉にうなずく。その時・・・「私達、結婚することになったから」彼女が言ってしまった。お母様は目を虫が簡単に入ってしまえるくらい大きく見開いた。お父様は「そうかそうか、こりゃぁ~宴の始まりじゃ~」と言ってグイグイ日本酒を飲み続けた。

 

PM8:00

 僕と彼女は彼女の部屋へ行った。そこで僕は恋愛予算10万円をアメブロさんからもらっていることを話した。彼女はその時に何度も「カバン買って欲しいな…」とか「今度、ヴィトンの新作の財布が出るから買いたいな…」とか、自分が欲しい物ばかりを要求してきたので、僕は「これは二人のために使うんだ…」と説得した。

そして、僕はカバンから10万円の入っていると思われる茶封筒をとり出して中を開けた。中には確かに新札の1万円札が10枚ちゃんと入っていた。僕は頬が緩んだ…(本当にもらえたんだ)

しかし、おかしなことに中にはご祝儀袋も入っていた…あれれ?と思った時、一枚の白い紙も中に入っていることに気づいて取り出した。そこにはこう書かれていた。


「恋愛予算10万円プレゼント当選おめでとうございます。そして、婚約おめでとうございます。10万円は恋愛消費研究所スタッフからのささやかな結婚のご祝儀とさせて頂きます。婚約ということで結納金としてお納めください。恋愛消費研究所スタッフ一同はあなたがたの未来の幸せをお祈り申し上げます。   恋愛消費研究所スタッフ一同」


とんでもないことになりました。恋愛予算10万円は結納金として消えることとなりました。僕はリビングへ行き、酔っ払ってつぶれているお父様とエプロン姿のお母様へ結納金として、お金を渡しました。

 

PM10:00

 僕は彼女の家を出た。10万円が結納金となってしまったことに強くショックを受けた。涙が出るくらい凹んだ僕はここへ来る前によった砂浜へ行った。真っ暗の中、波の音だけが聞こえた。そして僕は大声で叫んだ。

 

 

 

 

「10万円返せ~~~~~!!!!どろぼ~~~~~!!!」


 

果たしてこの未来日記は現実となるのだろうか。でも、10万円もらえないと現実にはならないか…。